収束=終息ではありません。収束は一時的に収まったということで、完全に収まったということではありません。特効薬もワクチンもありません。死亡率は日本もブラジルも変わりません。日本の死亡率は世界とほぼ同じです。(約5%)単純に総数だけで比べると錯覚します。人口が全然違います。(麻生副総理の発言はかなり的外れだと思います。彼は日本人の優位性にこだわる向きがあるようです。)
感染症は正直です。ウイルスは人が運びます。移動し接触すれば広がります。目に見えないものに対して必要なことは想像力です。交通事故もクライミング事故もその悲惨さを目の前、または自ら経験して初めて気づかされます。その前に何をしたら危険かを想像する必要があります。「マスクはまだ必要ですか?」「必要です。」どこでどのように使うべきかは想像力です。なぜマスクが有効かを認識する必要があります。
6月24日の東京都の感染者数55人はその数字のとおりに受け止める必要があると思います。日本人の抗体保有率の低さから考えると、この数は感染者数の増加を表すと考えられます。お上の言うことや世間の雰囲気だけで単純に判断してはいけません。自ら賢く行動する必要がある時に来ていると思います。